サウナに興味を持ち始めたばかりの方や、より深くサウナを楽しみたい方のために、サウナ用語を詳しくまとめました。
サウナ用語には遊び心が溢れた面白いフレーズや意味合いがたくさんあります!
基本的な用語から、サウナ愛好家の間で使われるユニークな用語まで幅広くご紹介!
友人とサウナに行った際など、ぜひ使ってみるのも楽しいですよ。
このブログでは、面白い用語や、サウナに関する用語、水風呂に関する用語、サウナアイテム、その他の用語に分けてご紹介します。
さあ、一緒にサウナの世界を楽しみましょう!
サウナ用語(面白い編)
サウナ用語の中でも意味が分かると面白いものや、あまり聞き馴染みないであろうフレーズをお伝えします。
あまみ
「あまみ」とは、サウナで十分に温まり、水風呂や外気浴を経た後に肌に現れる赤いまだら模様のこと。
これは毛細血管の拡張によるもので、血行が良くなっている証拠!
サウナ初心者の方は、最初に「あまみ」が出ると驚くかもしれません。
しかし、痛みやかゆみを伴うものではなく、時間が経つと自然に消えるため安心してください!
サウナ愛好家の間では「あまみ」がしっかり出ることを「ととのった証」として捉え、喜ぶ人も多いです。
「あまみ」が危険ではない理由や、出やすい条件の特徴を解説
産湯(うぶゆ)
初めてサウナに行って「ととのい」を感じた施設や、サウナにはまるきっかけとなった施設のこと。
また振り返りたくなる特別な存在ですよね。
みなさんの産湯はどこでしょうか。
ちなみに筆者は友人といった愛知県豊田市の「おいでんの湯」が産湯となっています。
オロポ
サウナ後の定番ドリンクとして親しまれている「オロポ」は、オロナミンCとポカリスエットを混ぜた飲み物。
オロナミンCの炭酸の爽快感とポカリスエットの電解質補給が絶妙にマッチ!
サウナ後の身体に染み渡るような美味しさを楽しめます。
お店によっては自分で調合できるところもあるので、好みの割合を探してみましょう。
筆者はオロナミンCとポカリを1:2がお気に入りです。甘みと爽快感がちょうどよくて最高です!
かけず小僧
サウナ後に水風呂へ入る際に、掛湯・掛水などで汗を流さない迷惑行為をすることです。
サウナ以外でも、かけ湯をせずに湯船に入ることを指したりもします。
公共施設で多くの人が利用するので、思いやりを忘れずに利用しましょう!
サウナゾンビ
「サウナ→水風呂→外気浴」のサイクルを、快感を求めて無限に繰り返し続けること。
3収納サイクルを基本としている中、ととのう快感を追い求め、意識朦朧の中さまよっている人がいます。
逆に身体に悪影響がでる可能性もあるので、ゾンビ化しないようにしましょうね、、
下ゆで(湯通し)
サウナに入る前に、体を温めるために短時間入浴すること。
食材のような表現ですよね。
サウナ前にお風呂で軽く温まることで、急激な温度変化を和らげ、サウナの効果をより引き出すことができます。
導師
サウナにはまるきっかけをくれる人のことです。
なかには「師匠」と呼ぶこともあるそうです!
皆さんの「導師」は誰でしょうか。
筆者はいまも一緒にサウナを楽しむ友人に導かれました。ほんとにありがたいばかりです。
ドラクエ
複数人でサウナ室や水風呂、外気浴スペースを利用すること。
ロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト」になぞらえた表現です。
サウナは静かに過ごす人も多いため、グループや初心者の「迷惑行為への苦言」として表現されています。
初心者の人は「ドラクエ」と言われないよう気を付けてくだいさね!
トントゥ
フィンランドのサウナ文化に欠かせない存在として知られる「トントゥ」は、サウナを守る妖精のことを指します。
木製の可愛らしい人形として売られていることも多く、サウナ好きの人へのプレゼントやサウナ室のインテリアとしても人気!
サウナを大切にする心を持ち続けると、トントゥが幸福をもたらすとも言われています!
サウナストーンに隠れていることもあるので探してみるのも楽しいですよ!
主(ヌシ)
サウナ施設に頻繁に訪れる常連客のこと。
サウナの使い方やマナーに厳しく、初心者に対して独自のルールを押し付けてくるケースもあります。
そのため、嫌われやすい存在として認識されやすいです。
しかし、なかには新しい利用者にアドバイスをくれることもあります!
特定のサウナを愛し、ほぼ毎日のように通う人もいて、その施設の雰囲気をつくる存在となることも!
マフィア
サウナ室の温度を勝手に上げてしまう人のこと。
セルフロウリュ可能な施設で、周りに声をかけずにする人も含まれます。
マフィアになってしまわないようマナーには気を付けましょう!
サウナ用語(サウナ基本編)
サウナ用語の中でも、サウナ中などによく聞かれるフレーズです。
ロウリュ
サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させる行為です。
蒸気が発生することで湿度が上がり、体感温度が増します。
ロウリュはフィンランドの伝統的なサウナ文化の一部であり、サウナの醍醐味のひとつです。
自分で調整できるセルフロウリュや、時間ごとに自動で水をかけるオートロウリュなどで楽しむことができます。
ロウリュをすることで、通常のサウナとは違った感覚を味わうことができます。
施設によってはアロマオイルを加えた水を使用し、香りとともに楽しむこともあります。
アウフグース
アウフグースは、ドイツ発祥のサウナでのパフォーマンスです。
ロウリュで発生した蒸気をタオルやうちわを使って仰ぐことで、サウナ内の温度と湿度を均一にし、体感温度を高めます。
「熱波サービス」とも呼ばれ、サウナ施設でイベントとして行われることが多いです。
熱波師
熱波師とは、アウフグースを専門に行うプロフェッショナルのことを指します。
サウナ室内でタオルを巧みに操り、熱波を送り届けることで発汗を促し、爽快感を最大限に引き出します。
施設によっては、音楽に合わせたパフォーマンスを取り入れることもあり、視覚的にも楽しめるエンターテイメントの要素を持っています。
日本国内では熱波師によるアウフグースイベントが増え、熱波師の大会も開催されるほどの人気を誇ります。
さらに、世界的なアウフグースの大会「Aufguss WM」も毎年開催!!
日本国内のブロック予選ではトップレベルの熱波を体感することができます。
熟練の熱波師によるアウフグースを体験することで、サウナの魅力をより深く味わうことができるでしょう。
玉座(ぎょくざ)
サウナ室内の中でも、「最も熱さを感じる場所」
最上段が最も熱が集まりやすい空間です。慣れてきた人は挑戦してみましょう!
サウナストーブ
サウナ室内の温度を上げるための装置。電気式、薪式、ガス式の3種類があります。
サウナストーブの種類によって、サウナの体感が大きく異なります。
薪式のサウナでは、ロウリュ時に発生する蒸気がやわらかく、じっくりと体を温めてくれるのが魅力です。
一方、電気式やガス式のサウナでは、温度管理がしやすく、安定した環境で楽しめるメリットがあります。
サウナをより楽しむためには、どんなストーブが使われているかを知ることも重要です。
施設ごとの違いを体験しながら、自分に合ったサウナを見つけてみてください。
サウナストーン
サウナストーンは、サウナストーブの上に配置され、ロウリュによってサウナの湿度や体感温度を調整する重要な役割を担っています。
ストーンの種類によって熱の蓄積量や蒸気の質が変わり、サウナの雰囲気や入り心地に影響を与えます。
サウナ施設に行った際は、どんなサウナストーンが使われているのか注目してみるのも面白いです!
ラドル
ロウリュの際に、サウナストーンにアロマ水や水をかけるための柄杓。
木製のことが多いです。ただ、木製でもかなり熱くなっているので、セルフロウリュの際には火傷に注意が必要です。
サウナ用語(水風呂基本編)
サウナ用語のなかで、水風呂に関連する用語たちです。
水通し
サウナに入る前やセッションの合間に水風呂に入ることを指します。
事前に水風呂で体を慣らすことで、温冷交代浴の効果をより楽しめます。
ただし、いきなり水風呂に入るのはハードルが高い人も多いと思います。
真夏などのすでに汗をかいていた日などに挑戦してみるのがいいかもしれませんね。
漬ける
自分自身が水風呂に入ること。また、初心者に水風呂に挑戦させること。
無理させるのはよくないですが、導師の一環として導いてあげるのもまたいいのではないでしょうか。
羽衣
水風呂に入った際、皮膚の表面にできる極薄い水の層を指します。
この層があることで冷たさを感じにくくなり、水風呂の中でも快適に過ごせることがあります。
水風呂にじっとしていると自然に形成されるため、無理に動かさずじっくり浸かるのがポイントです。
シングル/グルシン
水風呂の水温が一桁(10℃未満)であることを「シングル」と呼びます。
「シングル」を「グルシン」と遊び心をもって表現することも!
極限まで冷たい水風呂に入ることで、強烈な爽快感と刺激を楽しめます。
バイブラ
水風呂に設置されたバイブラジェットが作り出す泡のこと。
羽衣を作る隙をあたえてくれないため、常に冷たさの刺激が体感できます。
サウナ用語(アイテム基本編)
インフィニティチェア
サウナ後の「ととのい」に最適な椅子のこと。
この椅子は背もたれの角度を無限に調整可能!自身の快適な姿勢でリラックスすることができます。
サウナで温まった後の休息にピッタリで、「ととのい」を増幅させるために多くのサウナーに利用されています。
サウナハット
サウナの高温から頭を保護するための帽子。
特に長時間サウナに入る際に役立ちます。
フェルト製やリネン製などがあり、保温性や吸湿性に優れています。
頭を熱から守ることで、のぼせにくくなり、より長時間サウナを楽しむことができます。
種類も豊富に取り揃えられているので、自分好みのサウナハットをコレクションするのも楽しいですよ!
サウナマット
サウナベンチに敷くマットです。清潔に保ち、熱からおしりを守り、座り心地を向上させてくれます。
サウナマットを常備している施設も多いです。
他人と共有することに抵抗がある人はマイマットを手に入れるのもいいかもしれないですね!
ヴィヒタ
白樺の枝葉を束ねたもので、フィンランド式サウナにおいて伝統的に使用されるアイテム。
ヴィヒタには爽やかな香りがあり、サウナ室内に吊るしたり、ロウリュの際に一緒に蒸気を発生させることで、森林浴をしているようなリラックス効果を得られます。
また、体を軽く叩くことで血行促進や美肌効果が期待でき、古くから健康促進のために使われてきました。
ヴィヒタに含まれる白樺のエッセンシャルオイルには、抗菌作用や鎮静効果があり、心を落ち着ける効果もあります。
ストレス解消やリフレッシュを求める人にはぴったりのアイテムです。
ヴィヒタの香りに包まれながらのサウナ体験は、まさに極上の癒し!機会があれば、ぜひ試してみてください!
ウィスキング
ヴィヒタを使って行うマッサージやリラクゼーションの技法のことです。
フィンランドやロシアの伝統的なサウナ文化の一部となっています。
ヴィヒタで全身を軽く叩いたり、こすったりすることで血流を促し、筋肉の緊張を和らげる効果があります。
また、体内の老廃物の排出が促され、デトックス効果も期待できます。
日本の一部のサウナ施設でもウィスキング体験を提供しています!
普段のサウナとは一味違う、特別なリラクゼーションを求める方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?
サウナ用語(その他基本編)
ととのう
サウナと水風呂、そして外気浴を繰り返すことで、心身ともにリラックスし、最高の状態になることを指します。
血流が促進され、自律神経が整うことで、深いリラックス状態に入り、多幸感を感じる人も多いです。
サウナの醍醐味ともいえる感覚で、一度体験するとクセになります!
無理せず「ととのう」を体感するための、安心できる入り方もあります!
外気浴
サウナと水風呂を繰り返した後に、屋外で休憩すること。
新鮮な空気を吸いながらリラックスすることで、ととのいやすくなります。
風の音や青空、雲の動き、星空が見れるなど屋外だからこその解放感がよりリラックスさせてくれるので、筆者は一押しです。
外気浴の際にはリクライニングチェアやインフィニティチェアがあるとより快適にリラックスできます。
内気浴
サウナと水風呂を繰り返した後に、室内で休憩すること。
寒さが厳しい、冬場の夜などは外気浴だと身体が冷えすぎることもあります。
そんな時には、内気浴で身体を休めてあげることもおススメです!
注意点としては、混雑時などは人の声などが響きやすいため、音が気になる人にとっては「ととのいづらい」と感じる可能性があります。
サ飯
サウナ後に楽しむ食事のこと。
サウナでたっぷりと汗をかいてリラックスした後の食事は格別です!
サウナ施設ごとにおすすめメニューもあるので、サウナ後も楽しみが続くのは幸せですよね!
汗をかいて塩分が抜けている状態なので、カレーや生姜焼き、麻婆丼、など食欲をそそられる「がっつりサ飯」が食欲をそそってきます!!
サウナー
サウナを愛好する人、サウナファンのことで、サウナの魅力を深く理解し、楽しんでいる人々を総称してサウナーと呼びます。
筆者もサウナに魅了されて、見事にサウナーに仲間入り。
いろんな施設を回るのはほんとに楽しいです。
サウナーに前進あるのみ!
サウナ用語を知ることで、サウナの楽しみ方がぐっと広がります!
面白いフレーズを使いながら、遊び心をくすぐっていきましょう!
初心者の方も、まずは基本的な用語から覚えて、さらに奥深いサウナの世界を楽しんでみてください。
サウナーに前進あるのみ!
サウナは単なる入浴ではなく、心と体を整えるための特別な時間です。
ロウリュやアウフグースで発汗を促し、水風呂でクールダウン、そして外気浴で深いリラックスを感じることで、「ととのう」体験を味わうことができます。
さらに、サウナのアイテムや設備の知識を深めることで、自分に合ったサウナの楽しみ方を見つけることができるでしょう。
サウナの魅力は、ただの温浴を超えた「ライフスタイル」とも言えます!
サウナ用語を活用しながら、自分なりのサウナの楽しみ方を見つけてみてください。
あなたのサウナライフがより充実したものになりますように!
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