サウナ「あまみ」は危険じゃない!まだら模様の正体は「ととのいの証」!

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こんにちは、サウナ大好きな皆さん!

サウナでじっくり汗を流しながらリラックスしている時、ふと肌を見ると、「赤いまだら模様」が現れていることに気がついた経験はありませんか?

その斑点状のまだら模様、俗に「あまみ」と呼ばれる現象です。

サウナーの間では「ととのいの証」として誉されることもあります!

初めて見たときは、「私たちの健康に悪影響を及ぼしているのでは?」と不安になってしまいますよね。

実は「あまみ」は決して体に悪影響を及ぼすような危険な現象ではありません!
体が自然に温度調節機能を働かせている証拠なのです。

この記事では「あまみとはそもそも何なのか。」
「どこからその言葉が生まれたのか。」
「あまみが出る仕組み」や、「どんな環境で特に現れやすいのか。」をわかりやすくご紹介していきます。

サウナの「あまみ」は危険じゃない!

まずはっきり言っておきたいのは、「あまみ」自体は危険サインではないということです。

筆者も初めて見た時、「え、大丈夫かな」と心配になったことは忘れられません。
そのあと、心配になって調べたことも懐かしい思い出です。

なぜ危険がないといえるのかは以下のとおりです!

  • 体温調整の証
    あまみは、体が「今、熱に適応している」サインです。
    体温を下げるために血管が拡張し、必要に応じて局所的に収縮させるなどを行っています。
    これはむしろ正常で、むやみに心配する必要はありません!

  • 一過性の現象
    サウナから出た直後のあまみは、ほんの一時的なものです。
    体が温まった状態からクールダウンする過程で、数分もすると自然に収まるものです。

  • 症状が伴わなければ安心
    赤いまだら模様が肌に出ているのを見ると不安になりますよね。
    しかし、基本的には「あまみ」には痛みやかゆみ、炎症の症状はありません!
    ただ、まだら模様が出ているだけなんです!

  • 注意すべきサイン
    ただし、こんな時は注意が必要です。
    あまみが長時間(30分以上)継続する場合
    痛みやかゆみ、炎症などの不快な症状が起きてしまったとき。

    これは血管に負担がかかってしまっている可能性があります。
    その際は無理にサウナに入り続けず、水分補給をして体を休めるようにしましょう。

サウナの「あまみ」って一体何?

サウナに入っている時、肌の様子を見て、「この赤いまだらはなんだ!?」と驚いたことはありませんか?

この「まだら模様」こそ「あまみ」の正体です。

「あまみ」は、サウナーの間で「ととのいの証」とされて広く知られています。

サウナの「あまみ」という言葉の由来

「あまみ」という言葉は、専門用語ではなく、サウナーの間で生まれた親しみやすい俗語です。

もともとは富山の方言「あまみ」からきているそうです。
富山では、「火傷などの際にできてしまった斑点や赤い網目のあと」のことを指しているそう。

一般的には「火だこ」と呼ばれることもあるそうです。

このまだら模様が似ていることから、サウナーの間で「あまみ」と呼ばれ始めたそうです。

サウナで「あまみ」が出るしくみ

「あまみ」は、体内で具体的にどのような反応が起きて生じるのか。
簡単に解説していきます。

  1. サウナの高温による血管拡張
    サウナに入ると、熱によって体は高温にさらされます。

    そこで体温を下げようと皮膚表面の血管が拡張されます。

    これにより、皮膚表面で血流が一斉に増加し、赤みが発生するのです。

  2. 水風呂での冷却による血管収縮反
    水風呂では、サウナで火照った体を一気に冷却します。

    その際に、温まった体温を逃がさないように血管が収縮されます。

    これにより、皮膚表面の色が白っぽくなります。

    ※ただ水風呂では体を冷やし切らないため、「拡張した血管(あかみ)」も残った状態です。

  3. 外気浴であまみが発生
    急激な温度変化(サウナ、水風呂の繰り返し)は、血管の反応のムラを増大させていきます!

    これにより、皮膚表面に「拡張した血管(あかみ)」と「収縮した血管(しろみ)」が混在されます。
    つまり「あまみ」の発生ですね!

サウナで「あまみ」が出やすい環境とは?

サウナーであれば誰しも、「ととのいの証」として「あまみ」を追い求めてしまうものですよね。
筆者も「あまみ」が出たときは、「今日はいつも以上にととのえた!」と心躍るものです。

そんな「あまみ」がより出やすい環境や条件はどんなものでしょうか。

はっきりとした条件は、わかっていないようです。
ただ、「あまみ」は温度変化が急であると出やすいと考えられています。

  1. 高温サウナに入る
    サウナには様々な種類があります。
    スチームサウナなどの低温サウナはゆっくりじんわりと温めるため不向きでしょう。

    90~100℃に近い高温のサウナや、ロウリュによって急激に体感温度が上昇
    それに伴い血管の反応も強くなります。

  2. 水風呂に入る
    サウナでしっかりと体を温めたあとは、水風呂に浸かりましょう。

    ここで急激に体を冷やして引き締めてあげるイメージですね。

ただ、それほど高温が得意ではない。という方は、あまみを追い求めて、無理はしないようにしましょう!

個人差もありますし、体調にもよって異なります。

サウナの目的はあくまで、心と体を休めてあげるということを忘れないようにしましょう。

筆者の体験談とおすすめの入り方

筆者の場合、80度前後のサウナでは「あまみ」が出た経験があまりありません。
もともと、比較的低温でも心地よく過ごせる体質なため、あまり劇的な反応が出にくいようです。

しかし、90~100度前後の高温サウナや、ロウリュで急激に体感温度が上がると、体がしっかり反応ます。この時に「あまみ」が出やすいと感じます。

高温が好きな筆者にとっては、心地いい空間です。
加えて「あまみ」が出てくるので、「ととのってる!」という自己満足を満たしているようなものです。

ただ、高温が苦手な方もいらっしゃると思います。

あまみを無理に追い求める必要は全くありません!
自分の体調や好みに合わせてサウナを楽しむことがなによりも一番大切です!

サウナの本来の目的は、心と体をリフレッシュし、リラックスさせることです。

普段「あまみ」が出るという方も体調が優れなかったりすると出ないこともあります。
そんな日や高温が苦手な人は「あまみ」にこだわらないようにしましょう!

あまみにこだわらず、健康的に「ととのう」入り方を意識するのがおすすめですよ。

正しい知識をもってサウナを楽しもう!

今回、ご紹介したように「あまみ」は決して危険なものではありません

正しい知識を身につけることで、より安心してサウナの魅力を楽しむことができます!

初めて見たときは驚きや不安があるかもしれません。

しかし、「あまみ」は危険などころか、体が正常に働いている証拠となっています。

ぜひ、次回サウナに入る際は「あまみ」を楽しんでください。
心からリラックスし、温もりとデトックス効果を実感できるに違いません!

日々のストレスを忘れ、心も体もリセットする時間を大切にするための一助になれば嬉しいです。

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