草津温泉~基本情報・観光~

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友人3人と念願の草津温泉へ行ってきました。草津の基本情報や観光ポイント、静岡を含む各方面からのアクセスをお伝えしていきたいと思います。旅に出る際の参考にしていただければ幸いです。

基本情報

草津ってどんなとこ?

日本3名泉の一つ「草津温泉」

群馬県に位置するこの温泉は、兵庫県の「有馬温泉」、岐阜県の「下呂温泉」と並び称され、日本を代表する名湯として知られています。

筆者もいつか有馬温泉や下呂温泉にも行ってみたいものです!

草津温泉の最大の特徴はなんといっても、自然湧出量が「日本一」であることです。

温泉街のどこを歩いても湯けむりが立ち昇り、独特の硫黄の香りが漂っています。筆者も大好きなこの温泉の香りに包まれると、心も体もリラックス。いや~幸せですね~(笑)。

草津温泉があるのは、海抜1,200メートルという高地。夏場、日本中が猛暑に悩む中でも、草津の気候は比較的穏やかです。2024年の夏の最高気温は26℃涼しい空気の中で温泉街を歩くのは格別です。

そのぶん、冬はかなりの寒さ!12~3月の平均気温はなんとマイナスになるほど。草津の雪景色と湯けむりの組み合わせはロマンチックですが、服装選びには注意が必要です

街の中心には湯畑があり、周辺には湯川が流れています。川そのものが温泉という珍しい光景は、草津ならではですね。歩いているだけで、草津の自然の恵みを肌で感じることができますよ。

アクセス

草津温泉は全国各地からのアクセスが良く、意外と手軽に行ける温泉地です。静岡と主要エリアからの行き方をご紹介します!

静岡から

  1. 電車での行き方
    • ルート:静岡駅から東海道新幹線で東京駅(約1時間30分)。その後は特急「草津」や高速バスを利用し、合計約4時間~4時間30分で到着。
  2. 車での行き方
    • ルート:東名高速→関越自動車道で渋川伊香保ICを経由。静岡~草津温泉までは約4時間30分のドライブ。

東京から

  1. 電車+バスで行く場合
    • ルート:東京駅・上野駅から特急「草津」に乗り、長野原草津口駅で下車。その後は草津温泉行きのバスに乗り換えます。
    • 所要時間:特急約2時間30分+バス約25分=合計約3時間
    • 新幹線を利用する場合
      東京駅から上越新幹線で高崎駅まで(約1時間)。その後はJR吾妻線で長野原草津口駅へ(約1時間30分)。バスを加えて、合計約3時間半
  2. 高速バスで行く場合
    • ルート:新宿駅から草津温泉直通の高速バスが便利。
    • 所要時間:約4時間
    • ポイント:乗り換えがなく、バスターミナルに直結しているため、荷物が多い方や初めて訪れる方におすすめです。

関西から

  1. 電車での行き方
    • ルート:新大阪駅から東海道新幹線で東京駅へ(約2時間30分)。その後、特急「草津」に乗り換え、バスを含めて合計約5時間30分~6時間です。
  2. 車での行き方
    • ルート:名神高速→中央自動車道→上信越自動車道を経由。草津温泉までの所要時間は約6時間

アクセスのおすすめポイント

初めての方には、電車+バスのルートが一番安心。特急「草津」の快適さと、草津温泉に近づく車窓からの景色は旅のワクワク感を引き立ててくれます!
車で訪れる場合は途中で観光地に立ち寄れる楽しみもありますが、冬はスタッドレスタイヤが必須なのでご注意ください。

観光スポット

湯畑

名所として有名なのは、やっぱり「湯畑」ですよね!草津温泉のシンボルともいえるスポットで、温泉街の中心に位置し、一年を通じて多くの観光客で賑わっています。

これだけの湯量を感じられる場所は、他ではまずないでしょう。温泉が豪快に湧き出し、湯けむりが立ち昇る光景は迫力満点!まるで草津の大地そのものが息づいているかのようです。

ぜひ、視覚・嗅覚・聴覚を澄ましてみてください。湯けむりが舞う姿、温泉が流れる音、そして草津らしい硫黄の香り……これらを、五感を通して草津温泉を存分に味わえる特別な場所です。

そしてここで写真を1枚。旅を想い返すとき、筆者にとって写真は欠かせないものです。(スケッチを残すのも憧れるんですが……絵心がね…)

夜の湯畑も格別。ライトアップされた湯畑は昼間とは違う幻想的な雰囲気を見せてくれます。寒さが厳しい冬場には、湯気の量がさらに増し、一面が真っ白になることもあります!「もう何も見えない!」なんていう状況さえ、草津ならではの楽しい思い出になるはずです。

手洗乃湯

湯畑周辺には「手洗乃湯」が設けられています。

この手洗乃湯は「アルコールよりも手肌に優しく消毒ができ、食べ歩きの際など気軽に手洗いができる」かなりの優れものです。

設置されたのは比較的新しく、記憶にも新しい新型コロナウイルスが猛威を振るっていた時期です。草津温泉の湯畑源泉が新型コロナウイルスを不活化させる効果があるとの研究結果が公表されました。この発見は、草津町が群馬大学とベンチャー企業「グッドアイ」に依頼して行った調査によるものだそうです。

研究によると、湯畑源泉の温泉水は、新型コロナウイルスの感染力を99%以上低減させることができることが確認されました。これは、同じpHの硫酸酸性水よりも効果が高いことを示しており、温泉成分がウイルスの不活化に寄与していると考えられているようです。

湯畑周辺は食べ歩きグルメもたくさんあるので、こういったものが設置されているのはうれしいですね。※飲用ではないのでご注意ください

湯もみショー

草津温泉と言えば「湯もみ」も外せません!これは草津の伝統的な温泉文化の一つで、高温の温泉を板でかき混ぜ、温度を下げるための作業です。この作業を観光客向けにアレンジしたのが「湯もみショー」です。

湯畑の近くにある「熱乃湯」で開催されており、一日6回公演を楽しむことができます。各公演は約20分間の所要時間となっており、公演の開始時間は30分おきです。

  • 9:30
  • 10:00
  • 10:30
  • 15:30
  • 16:00
  • 16:30

湯もみ唄を歌いながらのお姉さま方のパフォーマンスは一見の価値ありです。リズミカルに板を動かして湯もみをしていきますが、段々と勢いも増していきます!最後には見上げるほど高くお湯が舞い上がっていましたよ

筆者は1階正面で鑑賞しましたが、2階席からご覧になっている方も多数いらっしゃいました。公演前に並ぶ15分ほど並びましたが、正面で迫力あるショーをご覧になるのもおススメですよ!

裏草津・顔湯

裏草津は、観光地とはひと味違った魅力を持っています。古い町並みや歴史的な建物が点在しているので、のんびりと写真を撮ったりしながら散策するのがおすすめです。

湯畑から少し歩くと、小道が見えてきます。この道を進むと、次第に観光客の少ない静かなエリアに入っていきます。地元の方々の生活感が感じられる風景が広がり、まるでタイムスリップしたかのような気分を味わえます。

そんな裏草津の中でも特に気になったのは、「顔湯」という珍しい温泉体験です!「顔湯」といえど、実際に洗顔したりお湯につけるわけではありません。真下に地蔵源泉が流れていて、箱の中をのぞきこむとミスト状の温泉の蒸気が顔を包みこんでくれます!

地蔵源泉の湯は、古くから眼病にも効果が期待できると言われています。顔湯を楽しみながら、日頃酷使しがちな眼を労ることができるのは魅力的ですね。また、温泉の蒸気には肌を引き締め、美肌への効能もあるとされていますよ!

草津の中でも一風変わった体験をしてみるのもいかがでしょうか。

次回は、草津三湯についてご案内していきます!

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